Resin Works/レジン作品

自作レジンキーキャップの作り方|ステム・土台から仕上げまで

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キーキャップを手作りしてみたいけど、何を用意して、どこから作ればいいの? そんな人へ、今回はレジンで作る「海のキーキャップ」の工程を紹介します。

こんにちは、May(メイ)です💅 私も最初はメカニカルキーボードを知らず、PCゲームも未知の世界w ガジェット好きの先輩にキーボードをすすめられ、調べるうちに「キーキャップって自作できるらしい!」と発見しました。

ネイルのパーツを使えば、私にも作れそうじゃない? そうしてできたのが、青い海とキラキラを閉じ込めたBackspaceです。取り付け部分から仕上げまで、実際の写真で順に説明するね✨

作る前に|キーキャップの取り付け条件を確認

今回の制作は、取り外せるキーキャップを使うメカニカルキーボード向けです。スイッチの軸の形、キーの幅や高さ、隣のキーとのすき間が合うか、使っているキーボードの仕様を確認してください。

「ホットスワップ」は、スイッチをはんだ付けなしで交換できるしくみ。キーキャップの適合とは別の確認事項です。Keychronの互換性の案内でも、スイッチとキーキャップの高さ・形状を分けて説明しています。

十字軸に見えても、薄型のキーボードで同じ型を使えるとは限りません。Backspaceなど長いキーは、中央の軸に加え、キーを支えるスタビライザーの取り付け位置も確認してね。

自作レジンキーキャップに使った材料と道具

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  • キーキャップ用モールド(取り付け部分と土台を作る型)
  • レジン液と、レジン用の着色剤
  • ダイソーの海っぽいネイルパーツ、ホログラム、オーロラフレーク
  • レジン用トップコート
レジン液、着色剤、海のネイルパーツなど自作キーキャップに使った材料
今回使った材料。ネイルのパーツも活用します。

型を自作したい場合は、キーキャップ用シリコンモールドの作り方へ。そこで使うシリコンの商品リンクも載せておきます。

道具と作業場所

対応するUV/LEDライト、粗さの違うやすり2種類、ニッパー、ピンセット、つまようじや竹串、形を確認するキースイッチを用意しました。手袋や、作業台を保護するシートなども準備してね。

レジン液とライトの説明を先に読み、換気しながら、液が肌につかないよう作業します。削るときは粉塵対策も必要。PADICOの取扱いの案内も参考になりますが、実際に使う製品の説明を優先してください。

レジンキーキャップの作り方|写真で追う6工程

1.スイッチを受けるステム部分から作る

この記事で「ステム受け」と呼ぶのは、キーキャップの裏側にある、スイッチの十字軸を受ける取り付け部分です。ここが欠けたり形が崩れたりすると、見た目がかわいくても取り付けられません。私は最初に作ります。

キーキャップの裏側と、十字の取り付け部分を作るシリコンモールド
スイッチの十字軸を受ける、小さな取り付け部分。
ステム受け用モールドの細かな部分へレジン液を注ぐ様子
細かな部分へ、ノズルを沿わせて注ぎます。

型の細かな部分へ、ノズルの先端を沿わせるようにレジンを注ぎます。気泡や流し残しを確認し、今回の型では少しぷっくりするくらいまで入れました。盛る量は型の形に合わせ、製品指定の条件で硬化させます。

ステム受け用のモールドに透明なレジン液を充填した状態
まずは取り付け部分を作ります。

2.1層目に海のパーツを配置する

土台の型へ、完成後の表面になる1層目を流します。今回は1〜1.2mm程度を目安にしました。四隅までレジンが届かなければ、つまようじなどでゆっくり広げてね。

キーキャップの土台用モールドの深さを確認する様子
土台になる型の深さも確認。
土台用モールドの底に透明なレジンを薄く流し込んだ状態
1層目は、完成後の表面になる部分。

そこへタツノオトシゴや貝殻など、海のパーツを配置。軽いパーツは動きやすいので、最初からたくさん注がず、少量のレジンに埋め込むように置いて硬化します。

透明なレジンの上に金色のタツノオトシゴや貝殻のパーツを並べた状態
海のパーツを、少量のレジンで配置します。

3.2層目にオーロラフレークと色を加える

次は、今回の型の深さで7分目くらいまでレジンを加え、大好きなオーロラフレークを入れました。着色剤は少量から。色を濃くしすぎると、せっかく入れたパーツが見えにくくなるんだよね。

海のパーツを入れたレジンにオーロラフレークを加えた状態
2層目には、大好きなオーロラフレーク!
海のパーツ入りのレジンへ青い着色剤を加えた状態
着色剤は、少量から加えます。

つまようじで混ぜて、海の色とパーツの見え方を確認。位置を固定したい飾りは、少量のレジンで先に硬化しておく方法もあります。ただし、あとでステム側を合わせる場所は空けておきます。

つまようじで青い着色剤をレジンに混ぜる様子
つまようじで色を混ぜていきます。
青いレジンに金色の海のパーツとオーロラフレークが入った土台
色の濃さとパーツの見え方を確認。

4.ステム側を合わせ、土台を硬化する

この型では、先に作ったステム側を、型ごと土台の中央へそっと合わせます。傾きやすき間を見ながら、レジンが足りない箇所には少しずつ追加。側面まで行き渡っているかも確認します。

青いレジンを入れた土台用モールドにステム側の型を合わせる様子
ステム側を、土台の中央にそっと合わせます。
ステム側の型を合わせてレジンの行き渡り方を確認する様子
型を合わせ、すき間の状態をチェック。

私は久々の制作で量の感覚を忘れて、ドボドボにしちゃいました😂 多く入れればいいというわけではなく、型のすき間を埋めつつ、あふれすぎない量を見ながら進めたいところです。

型の周囲へ青いレジンがあふれた、入れすぎの例
久々の制作で、レジンを入れすぎましたw
青いレジン入りのキーキャップ用モールドを裏返した状態
裏返し、反対側からも光を当てます。

硬化は表面だけで終わらせず、裏側からも確認。必要な時間はレジン、ライト、厚みや色で変わります。PADICOも厚い作品や着色したレジンは分けて硬化するよう案内しているので、一律の分数ではなく使用製品の指定に合わせてね。

5.型を外し、キースイッチで形を確認する

硬化後は冷めるまで待ち、型をそっと外します。作品が見えた瞬間の「かわいい!!」と、そのあと軸がはまるかのドキドキ。ここ、何度作っても楽しいんだよねw

土台用の型を外して海のパーツが見えたレジンキーキャップ
型から作品が見えた瞬間!
レジンキーキャップの裏側からステム側のシリコン型を外す様子
細かな取り付け部分も、そっと型外し。

今回も気泡はありましたが、取り付け部分の形を確認できました。キースイッチに合わせて、押したときの状態もチェック。はまっただけで終わらず、傾きや、キーボード上で隣のキーに当たらないかも確認します。

型を外した青いキーキャップの裏側と十字の取り付け部分
裏側の形と、取り付け部分を確認します。
自作レジンキーキャップの裏側へ紫色のキースイッチを取り付けた状態
キースイッチを取り付けて確認。
キースイッチを押し込み、自作キーキャップの装着状態を確認する様子
押したときの状態もチェックします。

うまくはまらない場合は、無理に押し込まず、型や位置を見直します。細かな取り付け部分は大事なので、削って広げれば解決するとは限りません。

6.余分なレジンを整え、トップコートで仕上げる

縁にはみ出したレジンを、ニッパーで少しずつ取り除きました。作品まで欠かないよう慎重に。そのあと粗さの違うやすりで、凹凸や角を整えます。

ニッパーで自作キーキャップの縁に出た余分なレジンを切る様子
あふれたレジンは、少しずつ整えます。
トリミング後の青いレジンキーキャップの裏側とステム受け
トリミング後。裏側の形も再確認。

私は側面からトップコートを塗り、最後に上面を仕上げます。凹凸が気になるところは、塗る前に細かめのやすりで整えると仕上がりを見直しやすいです。裏側のステム受けは、厚みが増えると取り付けに影響するため塗りません。

やすりで海のパーツ入りキーキャップの表面を整える様子
粗さの違うやすりで、表面を整えます。
青い海に金色の貝殻やタツノオトシゴを閉じ込めた完成キーキャップ
トップコートで仕上げた、海のキーキャップ。

トップコートも指定の方法で硬化し、仕上げたあとに装着状態をもう一度確認。ツヤだけでなく、指で触れる角や、普段の操作を妨げない形かも見てね。

今回の失敗と、取り付けで確認したいポイント

失敗・確認する点次に見直すところ
気泡が残った細かな部分への流し込みと、硬化前の確認
レジンを入れすぎた型を合わせる前後で、必要な量を少しずつ調整
取り付け位置がずれる可能性中央の位置・傾き・隣のキーとのすき間

全部が一度できれいに決まるわけじゃないけど、どこで気になったかを残せば、次の制作で見直せます。小さな気泡もハンドメイドの味。ただ、取り付けや硬化に関わる部分は、見た目とは分けて確認したいね。

完成!光る海のBackspaceができました

青いバックライトに照らされた海のパーツ入りの自作Backspaceキーキャップ
ライトを点けると、海のきらめきも変わります。

テッテレー!! 青い海の中に、金色のパーツとオーロラのきらめき。こんなBackspace、かわいすぎませんか?w バックライトを点けると、透明な部分の表情も変わります。

キーボードのBackspaceに取り付けた青い海の自作キーキャップ
自分で作ったBackspace。かわいすぎるw
自作の海のキーキャップなどが並ぶ、光るメカニカルキーボード
自作のキーキャップが並ぶキーボード。

ガジェットに詳しくなくても、好きな色やネイルのパーツから入れるのが、この制作のおもしろさ。作るたびにキーボードが自分仕様になって、テンションが上がるんだよね✨

まとめ|見た目と取り付け、両方を楽しむキーキャップ作り

私流の作り方は、ステム受け→表面のパーツ→着色→土台との合体→型外し→仕上げの6工程。取り付け条件と硬化条件を先に確認し、好きなデザインを「使える作品」にしていくのがポイントです。

ほかの作品は海と氷のレジンキーキャップ3選へ。長く使った様子は白くまキーキャップの1年レビュー、使っているキーボードはVGN S99レビューでも紹介しています。

Summary (EN)

I made an ocean-themed resin Backspace keycap using nail-art charms and iridescent flakes. This guide follows six steps, from making the stem socket to trimming and topcoating, with photos of my actual process and mistakes. Check your keyboard’s stem shape, key size, and clearance first. Follow the resin and lamp instructions for curing, then check the fit again after finishing.

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